NPO法人ハイチの会セスラは、主としてハイチの貧しい子どもたちに対して、質の高い学校教育をめざして支援する事業等を行い、ハイチの未来を開く教育の向上、貧困からの脱却、日本とハイチの友好促進に寄与することを目的として設立されました。
2003年 高岡 美智子、吉行伸、山田カリンとともにセスラ校を訪問
6月 支援団体「ハイチの会セスラ」を設立
12月 支援物資のコンテナ輸送
2004年 10月 マリクレール校長を日本に招聘 横浜・川崎の小学校、東京の高校などで講演
2005年横浜、鎌倉、東京などでハイチ絵画展開催
2006年 洋裁研修生受け入れ
2007年 セスラ校のハリケーン被災を支援、発電機の寄贈
2008年 食糧高騰への対応で、緊急食糧支援 学校建設プロジェクト 「一万人で学校を作ろう」を始める
2010年 ハイチ大地震 緊急支援 被災した校舎に代わる仮設教室設置の全面支援
2010年 モーリャンクセスラ校開設を支援
2011~2012年 国境なきアーテイスト in ハイチのチームが子どもたちと交流
2011年 モーリャンクに、1.3haの学校用地を取得
2013~2014年 モーリャンク学校建設開始 スクールオフィス、井戸、仮設教室、男女トイレの建設
そのほか、2006年から毎年チャリティーコンサートを開催。
ライブコンサート 「ミジカド」は好評を博す。
小学校でのバナナペーパーワークショップ、映画「ミラクルバナナ」上映会、 ハイチ絵画展、国境なきアーテイストinハイチ報告写真展など ハイチを紹介する活動を多数実施。
2017年 ハイチからアジア学院(栃木県)への留学生受け入れ
子どものころから教師になるのが夢でした。20歳で教師になり、貧しい子ども たちのための学校作りを志すリズ・ロースと結婚。
1989年夫とともに自宅を開放して、授業料を払えない子どもも受け入れる セスラ校を設立しました。その後、夫の事故死、資金難のため学校閉鎖、 転居などを経て2001年ボンレポスでセスラ校を再開しました。
貧しくて学校へ行けないまま大人になる子を見過ごせなかったのです。 教育は子どもの人生を豊かにするばかりでなく、 社会にとっても国にとっても希望なのです。 しかし、大多数の子が授業料を払えない状況では 学校の運営は難しく、助けを求めていたとき、 日本からの支援の手が差しのべられました。 神の計らいを見る思いでした。
日本のみなさん、本当にありがとう。 あれから10年以上、みなさんの温かい心がいつも 私を支えてくれます。私は子どもたちにみなさんのこと を話し、感謝の心を忘れないよう言い聞かせています。 そして今はお返しができなくても、子どもたちが 自立した大人になり、支援される側から 支援する側になってほしい、と願っています。
長年日本に住んでいますので、日本は私の第2の故郷になりました。 でも私の心は半分ハイチにあり、ハイチの人たちの幸せがなければ私の本当の幸せもないと感じています。 ハイチを助けてくれる 「ハイチの会セスラ」のみなさんに心から感謝します。 特に地震のときには会ったことのない大勢の方々が義援金を寄せてくれて、 日本のみなさんの温かい心に感動しました。ありがとうございました! ハイチの人々が自立してもっと豊かになるように、 私も応援を続けます。 そして日本とハイチの懸け橋になる仕事をしていきたいです。
【プロフィール】 セスラ校長マリクレールさんの実妹。1996年来日。 日本人の夫と息子とともに横浜市在住。 2004年より、舞台、テレビ、映画などで女優、 タレントとして活動を始める。 映画「ミラクルバナナ」出演。 「ハイチの会セスラ」でも学校への出前授業、 フランス語・クレオール語教師などで活躍。
特定非営利活動法人 ハイチの会セスラ
代表 高岡美智子
〒231-0821 神奈川県中区本牧原5-2-106
TEL/FAX 045-622-2827